当てる

当てる
あてる【当てる・中てる・充てる・宛てる】
(1)物を移動させて, 他の物に勢いよく触れるようにする。 ぶつける。 《当》「ボールを打者の頭に~・ててしまう」「馬に鞭(ムチ)を~・てる」
(2)めざした地点に物を届かせる。 命中させる。 《当・中》「矢を的に~・てる」
(3)光・雨・風などの作用を受けさせる。 《当》「鉢植えの花は時々日光に~・てなさい」「風に~・てて乾かす」
(4)物や体の一部を他の物に接触・密着させる。 あてがう。 《当》「手を額に~・てて熱をみる」「座布団を~・てて下さい」
(5)くじ引きなどで, 賞を得る。 《当・中》「宝くじで一等を~・てる」「福引きでテレビを~・てた」
(6)経験や勘によって, 予測・推測を的中させる。

「どっちが重いか~・ててごらん」「競馬で大穴を~・てた」

(7)(他の動詞の連用形の下に付いて)求めていた物を得る。 《当》「金鉱石を掘り~・てる」「友人の家を探し~・てる」
(8)(事業・興行・商売・企画が成功して)大いに利益を得る。 《当》「一山~・てる」「株で~・てて大もうけをする」
(9)何人かの中で, ある特定の人を指名して課題を与える。 《当》「講読の時間では毎回学生に~・てて訳させる」「先生に~・てられたが答えられなかった」
(10)ある物をある方向に振り向ける。 (ア)ある物をある用途に振り向ける。 充当する。 《充》「店の二階を住居に~・てる」「ボーナスをローンの返済に~・てる」(イ)手紙や荷物の行き先をある人・土地とする。 《宛》「先生に~・てた手紙」「大阪支店に~・てられた書類」(ウ)対応させる。

「仮名に漢字を~・てる」

(11)あてがう。

「食物など~・てて哀(アハレメ)ば/今昔 15」

〔「当たる」に対する他動詞〕
︱慣用︱ 光を~・一山~・山を~/毒気(ドツケ)に当てられる・目も当てられない

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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